Rippleについて僕が思うこと



Twitterで仮想通貨関連の情報を収集していると"リップル" "Ripple"という単語を見ない日はない。といってもいいでしょう。

それほど、皆さんが注目しているRippleについて思うことをかいてみた。


RIppleの基本情報

まずRippleの基本情報についてです。
見慣れたものだと思うので特に説明しません。笑


名称Ripple
公開日2012年
コードXRP
組織Ripple Labs
コンセンサスアルゴリズムPoC
承認目安時間数秒
上限発行枚数1000億枚



Rippleは中央集権的なものである


Rippleの特徴として最も大きいのが、中央主権的であるということかもしれません。


そしてその中央集権的なシステムによって他の仮想通貨にはない数多くの特徴を持っています。
まず下図を見てください。




一目瞭然ですね。Rippleは他の仮想通貨と比較すると圧倒的な送金速度、送金コストの低さを誇ります。
実はこれには理由があります。


まず多くのRipple以外の仮想通貨は非中央集権的なシステムがベースとなっています。
例えばビットコインを例にすると、10分ごとに生成されるブロックは "誰でも生成" することができます。
つまりここには "悪意ある者" が悪意あるブロックを生成する可能性も考えられます。

そのため、コストをかけて生成されたブロックが正しいものであるかチェックを実施した後にブロックが承認されます。
このような手順はコンセンサスアルゴリズムと呼ばれます。


ビットコインについては下記の記事でも解説しています。


ビットコインは何故信用されるのか



これがRippleで、 "許可制" となっていてブロックの作成と承認にはRipple社の許可が必要なのです。
なので、"誰でもブロックを作成できるない" ためこのようなコストのかかるプロセスを実施する必要がないのです。
それが先ほど図で挙げた性能を出している理由となります。



Rippleの問題点について


Rippleについて私が思うのは、中央集権的であっても "悪意あるノード" が参加する可能性が0ではないのではないかということです。
つまり不正なブロックが作成されてしまうことが考えらるのではないでしょうか。
これについてはあまりTwitter上でも議論されていないようにみえますが可能性としては0ではないでしょう。

またRippleによる不正やRippleの倒産といったことも考えられます。
これらのリスクについても考える必要があると私は思います。


私が思うこと

XRPは中央集権的なシステムによって多くのメリットがあることは間違いありません。
そして既存の銀行とも相性がとてもいいことから、今後最も活用されるものになるはずです。
しかし中央集権によるリスクも認識しておく必要があると思います。










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